蜜柑のかぞえうた ひとつ ひとりぽっちで ふたつ ふみきりを抜けてゆく みっつ みかづきに気づく よっつ よるにも気づいて いつつ いつになればきみと会えるのだろう むっつ むいか蝉のわたしには ななつ なみだにこぼれる やっつ やけにあかるいね ここのつ こいをしてるわたしたちは とお としをかさねて行くのです このひととだけ共白髪 末広がりのふたりに 終わることのないかぞえうた書:坂本パルコと武田地球