相変わらず、濃い霧の中に居ます。
ひとり彷徨い歩けば、頭から水を浴びて仕舞ったかのようにシッカリ濡れるのです。
ひどく曖昧なくせに、泰然としてそこに在る。
互いを照らす太陽のようだと聞いています。
穏やかな温かな雨だとも、
うまく言えないおおぞらのあおさとも、
風に揺れている小さくてつよい花だとも、
終わりのあざやかな出来事だとも聞いています。
いつの間にか仲良くなっていて
互いに下の名前で呼びあったり
おそろいのものを贈りあったり
いつも話す話題は手ぶらで現地調達
詩のセットリストを決める前に
関係のない話を延々としてしまう
差し出された詩に詩で返せるほど体験や感性を互いに持ち合わせている
或る日
チーチャン(武田地球)が頑張ったので
ご褒美をあげることとなっていました
チーチャンは
私と一緒に詩とかエッセイを書いてほしい
と言い
すぐやる課(とっ散らかり気味)の私は、じゃあウェブサイトを、ということで
タイトルも1分くらいで決まって
鉄は熱いうちに打て
まあ打った結果
今のようなコトの運びとなりました
私たちの詩は似ている
と言われて
それを私たちはとてもとても嬉しく思っています
ここまで寛げるひとはチーチャンしかいないと思う
二人とも体験を知識ではなく感性にためこむタイプ
そう言われて、ちょっとだけしっくりきました
私たちは、
私たちが、
大好きです
そんな私たちに
今しばらく、しばらくでいいからお付き合い頂ければ・・・私は、それ以上は望みません。
敬具
written by parco sakamoto